一般社団法人　日本ラジオロジー協会（JRC）

日本ラジオロジー協会（JRC）は、（社）日本医学放射線学会（JRS）、（社）日本放射線技術学会（JSRT）、（社）日本医学物理学会 （JSMP）、および（社）日本画像医療システム工業会（JIRA）の４団体からなる一般社団法人です。前身である日本医学学術集会振興協会と日本ラジオロジー振興協会をあわせると、発足から30年の歴史を重ねて参りました。

社員は放射線科医師、診療放射線技師、医学物理士 や放射線医用機器工業関係者などから構成されています。放射線科医単独で構成されている北米放射線学会（RSNA）、欧州放射線学会（ESR）、アジアオセアニア放射線学会（AOSR）とは異なる、世界的にも類を見ない組織です。

JRCの目的は、JRS、JSRT、JSMP、JIRAそれぞれの自主性を尊重しながら、学術集会・展示会等を支援し社員相互の利益を図るとともに、広く国民の健康と福祉に貢献することです。４団体は異なる構成員から成り立っていますが、放射線医学の発展に寄与することが最も重要な目的である点では一致しており、そのためには各団体から寄せられる意見を建設的に集約し実現していく必要があります。

JRCにとって、グローバル化への対応は大きなミッションであり、放射線領域における日本の最先端技術を世界に情報発信していくことが求められています。一方で国内的には、市民公開講座、広報誌やインターネットを通して、放射線の正しい知識を一般の方々に発信するとともに、高度先進医療に必要不可欠な放射線医療に対する正しい理解を広めていく活動を今後も継続していきます。

新しい執行部では、先人達のご尽力により大きく発展してきたJRCをさらに充実させ、社会に貢献していきたいと考えております。

今後とも、JRCの活動へのご理解並びにご支援を賜りますようお願い申し上げます。

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